風俗的コミュニケーション

風俗って言ったことありますか。あのエッチするところです。

 

僕はめっちゃ風俗好きなんだけど、風俗に行くたびにネガティヴな感情を抱きます。

 

「俺、コミュ力ねえな….」

 

って。

 

僕と面識のある人はおそらく「いや、お前めっちゃ話すやん!!」って思うかもしれない。実際にそう。僕はコミュ力はある方だと思っている。でもそれはインキャ相手の話。コミュニケーションってダンガンロンパ的な感じだと思ってる。自分の会話のネタ(コトダマ)を相手に合わせて打っていく感じです。僕が持ってるコトダマは「勉強」「アニメ」「ゲーム」「アイドル」といったもの。つまり、インキャ集団にマッチしたコトダマなんです。だから相手が陽キャになってくると急に喋れなくなる。

 

本当は高校なりで「自分はインキャ特化型人間なんだ」って気づくんだろうけど、僕の場合高校は偏差値75くらいのところ、大学は京都大学っていうカシコい大学に通っていたんでそれに気づけなかった。だって周りインキャばっかだったし、その空間の中で陽キャって呼ばれているような人たちも世間的に見たらインキャなわけで。要するに高校大学ともに僕はインキャしか居ない世界で暮らしていたんです。だから自分はコミュ力あるとおもってた。

 

でもそのプライドも風俗に行くたびに崩れるんです。コミュニケーションの相手は風俗嬢。いわば陽キャ界のトップを走るような人間です。そうなってくると僕はどうしようもなくなる。だって風俗嬢にプリパラの話したって「何言ってんだこいつ…」ってなるに決まってるじゃん。だから僕は風俗行くたびに「かわいいね」「おっぱい大きいね」「気持ち良い」しか言えなくなります。

 

これが良嬢(僕のような人間でも優しく扱ってくれる人)だったら良いんです。自然に話つなげて盛り上げてくれるから。でも、新人だったりすると話は別。すごいことになります。

 

今日もセクキャバっていうおっぱい揉めるキャバクラみたいなとこに行ってきました。一人の嬢と15分くらいイチャイチャしてそれを三回繰り返すってとこなんですけど、1・2人目の嬢が新人だったんです。その嬢との会話内容は

 

嬢「○○ですー。よろしくねー!」

 

ぼく「よろしく!めっちゃかわいいね!」

 

嬢「そんなことないよー、でもありがとう!」

 

ぼく「おっぱい大きいね!」

 

嬢「触って良いよ!」

 

おわり。

20分中会話はこれだけです。あとは「ぼくがひたすらおっぱいを舐めて嬢が喘ぐ」っていうのが20分続くのです。周りが盛り上がってキャッキャしてる中。もー地獄ですよ。僕の人生で一番辛かった時は高校の時に自律神経失調症にかかって学校に通えなかった時なんですけど、それの次くらいに辛かった。途中おっぱい舐めながら「帰りてぇ…」って呟いてましたもん。

 

勿論この話を聞いて「それは風俗嬢が悪い」という人もいるかもしれない。でも、ぼくも悪いんです。その風俗嬢にあった話題を的確に言っていればあの苦行はなかったかもしれないし、なんならライン交換もできていたかもしれない。要するにぼくの陽キャ用コミュ力が欠けていたのが悪いんです。

 

こういった苦い経験をするたびに陽キャ用の話題身に付けないとなーってなるんだけど、実際そういった店で働いてる子ってどういう話したら盛り上がるんですかね。知ってる人いたら教えてください。

 

 

 

あーーーーー、色々と疲れた。ガヴリールドロップアウト見て寝ます

 

おわり