無職のおじさん
僕のバイト先には今年で50になる無職のおじさんがいる。
バイトをしているので厳密には無職ではないのかもしれないが、
そのバイトが「90歳のお爺さんの家事手伝い」という
信じられないくらい楽な仕事であるので無職と言ってもいいと思う。
そのおじさんがとにかく面倒臭い。
僕は基本どうでもいいことは軽く済ます性格で家事手伝いには向いていない。
おじさんにもその事でしばしば怒られるのだが
説教がうざい。
間違えた部分を訂正するだけならまだしも、そこからどんどん話を広げていき終いには「僕が社会でいかにやっていけないか」という話をし続けるのだ。
バイトを始めた頃は鍋の片付け場所を間違えて「君が社会でやっていけない30の理由」と題された手紙を渡されたし、半年前はポットのお湯を足し忘れて何故か「君がメガバンクではやっていけない3つの理由」をテーマに1時間説教された。
今日スカッとジャパンを見てて思った事だが、もし僕がそのおじさんに「いやでも君無職やん」とか「◯◯さん、僕の将来案じるより自分の将来気にしたらどうですか」とクールに言えたらスカッとするだろうな。
多分刺されるけど
おわり